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作者: HC Japan Editorまで: 言葉に関して2011年4月18日
The International English Language Testing System (IELTS:アイエルツ)
英語圏に留学するにはまず英語を理解し英語で十分にコミュニケーションが取れることを証明しなくてはいけません。そこで英語能力証明としても使われるIELTS(アイエルツ)について紹介します。
留学生を受け入れる教育機関の多くは出願者の英語力証明を求めてきますが、IELTSはその証明の一つとなります。IELTSは世界的に認められた英語能力試験で、4つの分野に分かれ、ぞれぞれを元に総合的コミュニケーション能力を審査する試験です。
IELTSとは?
英語でのコミュニケーションレベルを計るテストで、仕事もしくは学業における英語力がどのくらいの基準であるか証明します。以下の4つの分野で英語能力を測ります:リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング
IELTSはどこで使える?
イギリス・アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド・香港・アイルランド・南アフリカの教育機関をはじめ、ニュージーランド入国管理局やイギリスの総合医療カウンシルなど世界各国の6000以上の専門機関においても英語力を測る試験として認められています。
IELTSの認定機関
IELTSはどんな国籍の人が受験しても公平になるようブリティッシュカウンシル・ケンブリッジESOL・IDPオーストラリアの合同で運営されています。試験内容は国際的に作成・チェックされているので文化的要素の違いなどで不公平にならないように作られています。
IELTSにはアカデミックとジェネラルトレーニングの二種類あります。
• アカデミックテストは英語圏の高等教育機関に留学を希望する留学生向けテストです。
• ジェネラルトレーニングテストは英語圏の国への移住や専門職で働くために必要な英語力を測るテストです。
スピーキングとリスニングはどちらのテストも同じ内容で、リーディングとライティングはアカデミックスキル・一般スキル専用にあわせて作られています。
IELTS試験内容(セクションごと)
リスニング:30分 4セクション 問題数:40
様々な内容・シチュエーションでの総合英語聞き取り力を測ります。
アカデミックリーディング・ジェネラルトレーニングリーディング:60分 3セクション 問題数:40
各内容にあわせて英語で書かれた複雑な情報を正確に読み取り、理解し、適切に回答することが必要です。
アカデミックライティング・ジェネラルトレーニングライティング:60分 課題数:2
様々な目的に応じて英語を適切に使え、そしてさまざまなトピック・課題に関して論理的に書けることを示す必要があります。文章構成力・語彙力・文法力が評価の対象となります。
スピーキング:11-14分 3パーツ
アカデミックを受けるのかジェネラルを受けるのかは関係ありません。1対1の面接形式で質問されるトピックには様々なものがあります。トピックに関連する個人的な経験や短い会話やより抽象的な課題の場合にはディスカッションをする場合もあります。
バンドスコアって?
試験の結果はバンドスコア(総合スコア)で示されます。9つあるバンドスコアごと定義は以下のようになっています。
• 9-エキスパート
• 8-最上級
• 7-上級
• 6-中上級
• 5-中級者
• 4-初・中級者
• 3-初級者
• 2-初心者
• 1-非英語ユーザー
IELTS受験料
現在の受験料は約£115です。お住まいの国・地域ごとの検索はIELTS ウェブサイトへ.
イギリスの大学留学に必要なスコアは?
アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアの大学に留学する場合に必要なスコアは6-6.5です。医学部など専門的な科目を勉強する場合にはさらに必要で通常7かそれ以上が求められます。学校によっては条件が違う場合もありますので、興味がある学校のホームページなどで調べてみましょう。
TOEFLとは違うの?
TOEFL(トーフル)もIELTSと同じ目的で使われる英語試験ですが特にアカデミック英語に重点をおき、大学などの出願に使われています。イギリスの大学でもIELTSの代わりにTOEFLスコアを受け入れる学校もありますが、TOEFLはアメリカ英語の試験なので、アメリカの大学のほうが一般的に受け入れる資格となっています。
役立つリンク
www.ielts.org
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